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訳あり・アウトレット特集 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句

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メーカー 07a133a 発売日 2025-04-23 08:23 定価 9500円
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訳あり・アウトレット特集 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句

古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像1 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像2 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像3 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像4 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像5 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像6 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像7 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像8 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像9 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像10
26.7×18㎝

【題箋】
  『栄雅抄此?壱?序在 古今和歌秘註 序一』
  『栄雅抄序下續    古今和歌秘註 序二』

【内容】『註』は「仮名序」を84に分け、それぞれに解説を加えている。高柳重信作品集 黒彌撒 限定 署名 函。下の 01 28 等は、それぞれに、私に付した番号である。「明治百人一首」末吉勘四郎編・発行(平野紡初代社長か)、24cm 大正4年発行(非売品) 巻末に少傳を収録 和装本 RJ524MI。
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序一
 【内題】古今和歌集秘註
 序一
    序1丁
    本文
     01やまとうたはひとの心をたねとして 1丁裏
            ↑
            ↓
     28あるは花をそふとてたよりなき所に 61丁裏~62丁裏
*****************************************************
序二
      29しかあるのみにあらす 2丁表
            ↑
            ↓
      84人丸なくなりにたれと哥の事 57丁表~59丁裏
      
    追加
     01春きぬと人はいへともうくひすのなかぬかきりはあらしとそ思ふ 60丁表
     ↑
           ↓
                                                                                                              16立田川もみち葉なかる  63丁裏
    
【因みに】「追加」「14植しうへは秋なきときや」63裏の歌は
 『伊勢物語 51段』
 『古今和歌集 秋歌下』のもので、原形は
 植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん花こそ散らめ根さへ枯れめや
          ~「『へ』←→『ゑ』。種田山頭火 句集 復刻版 全7巻 入手困難 貴重 限定480部 日本近代文学館 ほるぷ出版 昭和58年 1983年。仮名遣いの指摘?」~
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【参考】『古今和歌集 仮名序』の本文と、「提出本」にでてくる「仮名序」の解説部分(全84項目)を比較しながら、その所在を提出本の丁数で示した。槇 正木浩一。参考にされたい。定価66000円!!全巻初版!! 森澄雄全集 全5巻揃 検:四遠/雪檪/加藤楸邨/中村草田男/石田波郷/松尾芭蕉/上林暁/詩経/杜甫/山本健吉/俳句。「仮名序の本文」ネットで借用したものなので、「提出本」の本文とは違うことをご了承ください。山頭火全集 全11巻揃い。
                (若干の間違いはご容赦を!)

古今和歌集仮名序                    
                        ~ 一 ~

01 01裏 やまとうたは、人のこゝろをたねとして、

02 03表 よろづのことのはとぞなれりける。■俳諧類舩集索引 全2冊揃(付合語篇・事項篇)【近世文芸叢刊 類船集 別巻】般庵野間光辰先生華甲記念会 野間光辰=監修 ●俳句 和歌 連歌。よの中にあるひとことわざしげきものなれば、心におもふ事を、みるものきくものにつけていひいだせるなり。歌集 天変の書 限定120部 毛筆歌落款入 佐藤暢男銅版画1葉入/塚本邦雄/書肆季節社。

03 05表 はなになくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるものいづれかうたをよまざりける。赤尾兜子作品集(処女句集) 蛇 限定 献呈署名 装画/津高和一 函(背ヤケ、イタミあり)。

04 06裏 ちからをもいれずしてあめつちをうごかし、めに見えぬおにかみをもあはれとおもはせ、をとこをむなのなかをもやはらげ、たけきものゝふのこゝろをもなぐさむるはうたなり。平井呈一句集/平井呈一/無花果会世話人/非売品/1986年。

05 08裏 このうた、あめつちのひらけはじまりける(時)よりいできにけり。吉野秀雄全集 全9巻 月報揃 筑摩書房 昭和44年-昭和45年 1969年-1970年 函あり 薄紙カバーあり ■B060。

06 10裏 しかあれども、よにつたはれることは、ひさかたのあめにしては、したてるひめにはじまり、

07 15裏 あらがねのつちにしては、すさのをのみことよりぞおこりける。平安朝歌合大成 揃10冊 萩谷朴 同朋舎。

08 16裏 ちはやぶるかみよには、うたのもじもさだまらず、すなほにして、ことのこゝろわきがたかりけらし。【著者肉筆揮毫入り】 凍港 黄旗 山口誓子 成瀬書房 1983 函入り単行本 文学 文芸 俳句 句集。

09 22表 人のよとなりて、すさのをのみことよりぞ、みそもじあまりひともじはよみける。講談社 新日本大歳時記 カラー版 全5巻揃 新年 春 夏 秋 冬 99-00年 初版本 帯付き オールカラー 日本語図鑑 連句 風習 季語 即日配送。

10 33表 かくてぞはなをめで、

11 33表 とりをうらやみ、

12 33表 かすみをあはれび、

13 33裏 つゆをかなしぶ

14 33裏 こゝろことばおほく、さまになりにける。みの虫 芭蕉翁遺墨集 福岡 觀魚莊藏 昭和20年5日発行。とほきところもいでたつあしもとよりはじまりて年月をわたり、たかき山もふもとのちりひぢよりなりて、あまぐもたなびくまでおひのぼれるごとくに、このうたもかくのごとくなるべし。沢木欣一全句集。

15 35裏 なにはづのうたは、みかどのおほむはじめなり。中村草田男全集 第12~15巻(座談・対談)4巻揃◆みすず書房/f375。

16 38表 あさかやまのことばゝうねめのたはぶれよりよみて、

17 40表 このふたうたは歌のちゝはゝのやうにてぞ、(て)ならふ人のはじめにもしける。大岡信書簡。

18 42表 そも歌のさまむつなり。角砂糖の日 初版/山尾悠子/深夜叢書社。からのうたにもかくぞあるべき。B2/信濃歌人伝 全2巻 初版。 
19 44表 そのむくさのひとつにはそへ歌。E1/俳句のこころ 阿波野青畝 角川書店。

20 44裏 おほさゝきのみかどをそへたてまつれるうた なにはづにさくやこのはなふゆごもりいまははるべとさくやこのはなといへるなるべし。定本 高濱虚子全集 全15巻 毎日新聞社 高濱虚子 高浜虚子 高浜虚子全集。

21 46表 ふたつにはかぞへうた さくはなに思ひつくみのあぢきなさみにいたづきのいるもしらずてといへるなるべし。0035129 山頭火の本 全16冊揃(本14+別2) 種田山頭火 春陽堂 昭和57年。

22 47裏 みつにはなずらへうた きみにけさあしたのしものおきていなばこひしきごとにきえやわたらむ+といへるなるべし。『凍港 黄旗 120部限定特装版 肉筆揮毫俳句入』 山口誓子 成瀬書房  1983   折帖 藍染紬装 本文特漉き奉書 定価30000円。

23 50裏 よつにはたとへうた わがこひはよむともつきじありそうみのはまのまさごはよみつくすともといへるなるべし。366/岡井隆コレクション 全8巻セット/思潮社/1994-96年 全巻月報付。

24 53裏 いつゝにはたゞことうた いつはりのなきよなりせばいかばかり人のことのはうれしからましといへるなるべし。【ゆうパック60サイズ対応】澁谷道 俳句集成。

25 55裏 むつにはいはひうた このとのはむべもとみけりさきくさのみつばよつばにとのづくりせりといへるなるべし。誹風 柳多留全集 校訂者・岡田甫。

26 59裏 いまのよの中、いろにつき人のこゝろはなになりにけるより、あだなるうたはかなきことのみいでくれば、いろごのみのいへにむもれぎの人しれぬことゝなりて、まめなるところにははなすすきほにいだすべき事にもあらずなりにたり。銀河蒼茫 野村秋介獄中句集。そのはじめをおもへばかゝるべく〔も〕なむあらぬ。紀記歌集 上・下二冊 弘化二(1845)年刊。

27 61裏 いにしへのよゝのみかど、春のはなのあした、あきの月のよごとにさぶらふ人をめして、ことにつけつゝ歌をたてまつらしめたまふ。【著者肉筆サイン入り】 三橋敏雄全句集 立風書房 1982 函入り単行本 文学 文芸 俳句 句集 三橋敏雄。

28 61裏 あるははなをそふとてたよりなきところにまどひ、あるは月をおもふとて、しるべなきやみにたどれるこゝろをみたまひて、さかしおろかなりとしろしめしけむ。鉄 細谷源二句集 帝都書院 昭和13年。

*******************************************************************
                        ~ 二 ~

29 02表 しかあるのみにあらず、さゞれいしにたとへ、

30 02裏 つくばやまにかけてきみをねがひ、

31 04表 よろこびみにすぎ、たのしびこゝろにあまり、

32 04表 ふじのけぶりによそへて人をこひ、

33 04表 まつむしのねにともをしのび、

34 04裏 たかさごすみのえのまつもあひおひのやうにおぼえ、

35 06表 をとこやまのむかしをおもひいでゝ、

36 06表 をみなへしのひとゝきをくねるにも歌をいひてぞなぐさめける。江戸川柳解釈と鑑賞シリーズ『誹風柳多留輪講/研究』20~23篇(輪講)30篇~42篇(研究)17冊 清博美 編 川柳雑俳研究会 1996~2020年。

37 08表 又春のあしたにはなのちるをみ、

38 08裏 あきのゆふぐれにこのはのおつるをきゝ、

39 08裏 あるはとしごとに、かゞみのかげにみゆるゆきとなみとをなげき、

40 09表 くさのつゆみづのあわをみて、わがみをおどろき、

41 09表 あるはきのふはさかえおごりて、〔今日は〕ときをうしなひよにわび、

42 09裏 したしかりしもうとくなり、

43 09裏 あるはまつ山のなみをかけ、

44 10裏 野なかの(し)みづをくみ、

45 10裏 あきはぎのしたばをながめ、

46 11表 あか月のしぎのはねがきをかぞへ、

47 11裏 あるはくれたけのうきふしを人にいひ、

48 11裏 よしのがはをひきてよの中をうらみきつるに、

49 12表 いまはふじのやまもけぶりたゝずなり、ながらのはしもつくるなりときく人は、うたにのみぞこゝろをばなぐさめける。歌集 日本人霊歌 献呈署名入/塚本邦雄/四季書房。

50 16裏 いにしへよりかくつたはれるうちにも、ならのおほむ時よりぞひろまりにける。マニエリスムの旅 特装本35部 川口霽亭書作品一葉入 岡井隆毛筆歌署名入/書肆季節社。

51 18表 かのおほむよや、うたのこゝろをしろしめしたりけむ。十論為辨抄 始中終 三册。かの御時に、おほきみ(み)つのくらゐ、かきのもとの人まろなむうたのひじりなりける。三省堂名歌名句辞典 机上版 佐佐木 幸綱。

52 20裏 これはきみも人もみをあはせたりといふなるべし。032 ◆ 句集 嬰 渋谷道 夜盗派 昭和41年 題字:永田耕衣。

53 21裏 あきのゆふべたつたがはにながるゝもみぢをば、みかどの御めににしきとみたまひ、春のあしたよしの山のさくらは、人まろが心には雲かとのみなむおぼえける。元禄 枯尾華 上(上下二冊の内) 阿心菴永機編・其角堂機一校。

54 24表 又山のへのあか人といふ人ありけり〔と〕。俳諧もゝちとり(百々千鳥)〈仮称〉 写本。うたにあやしうたへなりけり。俳書の世界 日本書誌学大系84/雲英末雄/青裳堂書店/1999年。

55 25表 人まろはあか人がかみにたゝむことかたく、あか人はひとまろがしもにたゝむことかたくなむありける。齋藤愼爾全句集 河出書房新社出版【折れ有】。 

56 30裏 この人々をおきて又すぐれたる人も、くれたけのよにきこえ、かたいとのよりにたえずぞありける。♪自筆句署名入 原石鼎『石鼎句集』昭和23年初版 かびや発行所(著者発行)昭和24年にも発行されていますがこちらは元版オリジナルです。これよりさきの歌をあつめてなむまえふしふとなづけられたりける。安井浩司書簡。

57 32裏 こゝにいにしへのことをも歌のこゝろをもしれる人、わづかにひとりふたりなりき。高柳重信色紙。しかあれどこれかれえたるところえぬところたがひになむある。新題林和歌集十一冊(全十六冊)。 

58 32裏 かのおほむときよりこのかた、としはもゝとせあまり、よはとつぎになむなりにける。広瀬栄一コレクション俳人の書●昭和20年 寒川鼠骨が高浜に疎開していた時の俳句と短歌 3枚 茨城県石岡市高浜 231221 古文書。

59 36表 いにしへの事をもうたをもしれる人よむ人おほからず。【送料無料】短歌【安立スハル全歌集】コスモス 中古美品。

60 36表 いまこのことをいふに、つかさくらゐたかき人をばたやすきやうなればいれず。植田年(植田竹香)『代餅佳調』明治31年非売品 倉敷町の村長町長をしていた植田年の還暦記念の配り本で同郷近在知友の和歌詩文600を収む。

61 36裏 そのほかにちかきよにその名きこえたる人は、すなはち、そうじやうへぜうは歌のさまはえたれども、まことすくなし。♪平畑静塔処女句集『月下の俘虜』昭和30年初版函付 署名箋&自筆葉書3枚付。たとへばゑにかけるをむなを見ていたづらに心をうごかすがごとし。加藤楸邨歌集 起伏 句署名 限定(134/500) カバー。

62 37裏 ありはらのなりひらは、そのこゝろあまりてことばたらず。L92●【希少本/美品】病原細菌・ウイルス図鑑 新居志郎倉田毅 林英生 本田武司 小田紘 松本明 微生物学 寄生虫学 北海道大学出版会 220506。しぼめるはなのいろなくてにほひのこれるがごとし。浜のまさこ 全7巻 合本2冊揃 有賀 長伯編 元禄10(1697)年。

63 38裏 ふんやのやすひではことばゝたくみにてそのさまみにおはず、いはゞあき人のよきゝぬをきたらむがごとし。[俳諧] ならひ草 全(岳輅三回忌追善) 文政6年自序 尾張 照定庵丈阿★ko2.89。

64 40表 うぢやまのそうきせんはことばゝかすかにして、はじめをはりたしかならず。七弦集 限定95部 毛筆歌落款入/塚本邦雄/書肆季節社。いはゞあきの月をみるに、あかつきのくもにあへるがごとし。Y3D1-240607 レア[摺鉢谷小屋 昭和31年 1956年 森西鳥]高松商高農園。

65 40表 よめるうた、おほくきこえねば、かれこれをかよはしてよくしらず。緑色研究 初函帯Vカバ 直筆歌署名入/塚本邦雄/白玉書房。

66 41表 をのゝこまちは、いにしへのそとほりひめのりうなり。富澤赤黄男短冊短冊。あはれなるやうにてつよからず。高柳重信句集 前略十年 初版 函。いはゞよきをむなのなやめるところあるにゝたり。住宅顕信全俳句集全実像―夜が淋しくて誰かが笑いはじめた 小学館 住宅 顕信。つよからぬはをうなのうたなればなるべし。島木赤彦短冊「白雲の下りい沈める谿あひのむかうに寂しかつこうの声」 毛筆 短冊 サイン 36×6。

67 43表 おほとものくろぬしは、そのさまいやし。フムフムランドの四季/紀野恵歌集/砂子屋書房/ 昭和62年。いはゞたきゞおへるやまびとのはなのかげにやすめるがごとし。岡井隆全歌集 全四巻セット 思潮社 月報付 2005年。

68 45表 このほかの人々、そのなきこゆるのべにおふるかづらのはひゝろごり、はやしにしげきこのはのごとくにおほかれど、うたとのみおもひて、そのさましらぬなるべし。誹諧新式 青木鷺水 元禄十一(1698)年 戊寅。

69 45裏 かゝるにいますべらぎのあめのしたしろしめすことよつのときこゝのかへりになむなりぬる。毒艸(毒草) 初版 献呈署名入/与謝野鉄幹 与謝野晶子 藤島武二装挿絵/本郷書院。

70 46裏 あまねき御うつくしみのなみ〔のかげ〕やしまのほかまでながれ、ひろき御めぐみのかげ、つくばやまのふもとよりも

71 47表 しげくおはしまして、よろづのまつりごとをきこしめすいとま、もろのことをすてたまはぬあまりに、いにしへのことをもわすれじ、ふりにしことを(も)おこしたまふとて、いまもみそなはし、のちのよにもつたはれとて、

72 49表 延喜五年四月十八日に、大内記きのとものり、御書所のあづかりきのつらゆき、さきのかひのさう官おふしかうちのみつね、右衞門のふしやうみぶのたゞみねらにおほせられて、萬葉集にいらぬふるきうた、みづからのをも、たてまつらしめたまひてなむ、 

73 52表 それがなかに、むめをかざすよりはじめて、

74 52表 ほとゝぎすをきゝ、

75 52表 もみぢをゝり、

76 52裏 ゆきをみるにいたるまで、

77 52裏 又つるかめにつけてきみをおもひ、人をもいはひ、

78 53表 あきはぎなつくさをみてつまをこひ、

79 53表 あふさか山にいたりてたむけをいのり、

80 54表 あるは春夏あき冬にもいらぬくさの歌をなむ、えらばせたまひける。220612★N17★森のやうに獣のやうに 河野裕子歌集 沖積舎 昭和60年発行 帯付き★希少 森のように獣のように。

81 54表 すべて千うたはたまき、なづけて古今和歌集といふ。俳句の魅力 阿部青鞋選集 妹尾健太郎編 沖積舎 あべせいあい。

82 55表かくこのたびあつめえらばれて、山したみづのたえず、はまのまさごのかずおほくつもりぬれば、いまはあすかゞはのせになるうらみもきこえず、さゞれいしのいはほとなるよろこびのみぞあるべき。い53-048 現代短歌集 現代日本文學全集 90 筑摩書房。

83 56表 それまくらことば、はるのはなにほひすくなくして、むなしきなのみあきのよのながきをかこてれば、かつは人のみゝにおそり、かつはうたの心にはぢおもへど、たなびくゝものたちゐ、なくしかのおきふしは、つらゆきらが、このよにおなじくむまれて、この事のときにあへるをなむよろこびぬる。伊勢物語 和歌 写本 上・下 二冊 肉筆【簡易帙(ボール紙製)入】。

84 57表 人まろなくなりにたれど、うたのことゝどまれるかな。歌集 魚藍 献呈署名入/吉岡実/深夜叢書社。たとひときうつりことさりたのしびかなしびゆきかふとも、このうたのもじあるをや。柴田宵曲文集 全8巻揃■小沢書店。あをやぎのいとたえず、まつのはのちりうせずして、まさきのかづらながくつたはり、とりのあとひさしくとゞまれらば、うたのさまを(も)しり、ことのこゝろをえたらむ人は、おほぞらの月をみるがごとくに、いにしへをあふぎていまをこひざらめかも。黒曜宮 黒瀬珂瀾歌集 初カバ帯/黒瀬珂瀾/ながらみ書房。
********************************************************************

追加
01 60表 春きぬと人はいへともうくひすの 
  なかぬかきりはあらしとそ思ふ

02 60表 春日のゝ若なつみにや白妙の
  袖ふりはへて人の行らん

03 60裏 駒なへていさ見にゆかんふるさとは
  雪とのみこそ花はちるらめ

04 61表 わか庵はみやこのたつみしかそすむ
  世をうち山と人はいふ也

05 61裏 おもひつゝぬれはや人の見えつらん
  夢としりせはさめさらましを

06 62表 深山には松の雪たに

07 62表 我衣手に雪はふりつゝ

08 62表 春霞たつを見すてゝ行かりは

09 62.裏 ひくらしの鳴つるなへに

10 62裏 たけがり

11 62裏 すみのえのきしによるなみ

12 63表 袖ひちてむすひし水の

13 63表 春霞たてるやいつこみよし野の

14 63裏 植しうへは秋なきときや

15 63裏 たつた川もみちみたれて

16 63裏 立田川もみち葉なかる   


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【参考】 14「植しうへは秋なきときや」

※『伊勢物語』 五一段(植ゑし植ゑば)

昔、をとこ、人の前栽に菊うゑけるに、
  植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん
  花こそ散らめ根さへ枯れめや

※『古今和歌集』 巻五 秋歌下 

 人の前裁に菊にむすびつけてうゑけるうた 在原業平  
268  植ゑし植ゑば  秋なき時や  咲かざらむ  
  花こそ散らめ  根さへ枯れめや
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【刊期等】不明
早稲田大学蔵本解説に依れば、この本は『古今栄雅抄 序 巻第1-20 飛鳥井雅俊 [著]』の『序』の部分二冊のようである。俳諧雜談集 上・下全(合綴) 宝井其角編 久松肅山(松山藩家老)跋 写本。両者を比較すると、確かに「序二」は「いにしへのよゝのみかど」で始まっているが、全巻の趣は少し違うようである。Z 13-2 本 人文書院 特装限定版 星餐圖 塚本邦雄歌集 昭和46年12月25日発行 限定100部 第16番 292ページ。

※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。343/和歌文学講座 全12巻セット/桜楓社/昭和44-45年/全巻 初版 函入 月報付。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。▼ 【玄龍子相法 全3巻 目黒玄龍子 東洋書院 昭和60年】151-02403。
※梱包材の再利用に努めています。断金帖 限定25部 肉筆本/塚本邦雄/書肆季節社。ご理解下さい。田辺聖子旧蔵川柳雑誌『番傘』昭和23年1月号~昭和32年12月号、岸本水府追悼号、岸本水府十三回忌記念特集 番傘川柳社/番傘川柳本社。

 

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